2024/04/16

[工務店向け] 低コストで部屋をおしゃれにする技3つ

内装のデザインは、住宅や建物が持つ印象を大きく左右します。しかし、内装をおしゃれにしようと思うとコストがかかると思われがちです。しかし、実はそうではありません。少しの工夫で、価格を抑えつつも、おしゃれな内装を実現することができます。

 この記事では、工務店の皆さまが価格を抑えながらもおしゃれな内装を提案するための注目するべきポイントを紹介します。

1. 空間をセンスアップする配色

2. 部屋の素材感と模様にこだわる

3. 照明を整える


1. 空間をセンスアップする配色

洗練されたスタイルを作り出すための鍵は、正しいカラーコディネートにあります。しかし、それは単にランダムな色を組み合わせるだけでも、または流行の色を追うだけでもありません。それは、色彩の理解と、どの色が他の色と調和し、あなた自身のパーソナルスタイルに最も適しているかを知ることです。高級感あふれるカラーコーディネートは、洗練されたスタイルを作り出すための重要な要素であり、特定の色の組み合わせは、あなたの全体のルックを高級に見せることができます。 色の組み合わせ方には、さまざまなルールがありますが、それらを理解して活用することで、より洗練されたルックを作り出すことができます。

たとえば、以下のエレガントなオプションを検討してください。

  • やわらかいエレガンス
    ベージュ、グレー、アイボリーなど、品よく調和するニュートラルな色を基調にし、ネイビー、エメラルド、バーガンディのアクセントを加えます。金または銀のアクセントを取り入れることで、予算内での贅沢さを演出します。このスキームは洗練された、広々とした感じを提供し、豊かな色と金属的な要素が予算を超えずに豪華さを加えます。


  • 大胆なコントラスト
    ブラックとホワイトを基調にし、レッド、ロイヤルブルー、エメラルドなどの鮮やかなアクセントカラーを加えます。ジオメトリックなパターンをラグやクッションに取り入れ、クリーンなラインでモダンな美学を実現します。このハイコントラストなアプローチは洗練されており、ダイナミックでアップスケールな雰囲気を演出します。


2. 部屋の素材感と模様にこだわる

様々なテクスチャとパターンを取り入れることで、部屋の美的魅力を大幅に向上させることができます。木材、金属、革、そしてベルベットやシルクのような生地をミックスして、豊かな触感体験を作り出しましょう。

部屋の雰囲気を決定づける重要な要素として、素材感と模様があります。壁や床、家具の素材は、部屋の全体的な印象を大きく左右します。木材ならば温かみと安心感、コンクリートならば無骨さと都会性、ガラスならば透明感と開放性など、素材一つで感じられる空間の雰囲気は大きく変わります。また、模様や色の組み合わせによって、部屋のスタイルは一層引き立ちます。ストライプやチェック、花柄やドットなど、模様によっても部屋のイメージは大きく左右されます。たとえば、ストライプ模様はシンプルながらも洗練された印象を与え、花柄は華やかで柔らかな雰囲気を演出します。

これらの素材感や模様をうまく取り入れることで、部屋全体の協調性や一貫性を保ちつつ、自分だけのオリジナルな空間を創出することが可能になります。さまざまな素材や模様を組み合わせて、部屋の表情を豊かにすることで、より居心地の良い空間を創り上げましょう。 

3. 照明を整える

照明は住宅に不可欠で、工夫次第で低コストでも空間の雰囲気を大きく変えることができ、高いコストパフォーマンスを持つ活動だと言えます。

お部屋の雰囲気を格上げするためのコツは、明るく照らされたエリアと、やわらかい影が交じり合うコントラストを生み出すことにあります。特に、テーブルやソファ、または高級な素材やオブジェなど、お部屋の中で際立たせたいポイントにのみ光を当てることが重要です。

照明が均等に分布してしまうと、空間全体が平坦に見えてしまい、残念ながら安価な印象を与えてしまうことがあります。照明にメリハリをつけることで、一層高級感のある空間を演出することが可能です。お化粧が顔の魅力的な特徴を強調し、そうでない部分を上手に隠すように、照明も空間の美しい部分を引き立て、目立たせたくない箇所を巧みにカバーする役割を持ちます。


では、照明で上手に部屋を「メイク」して行くには、具体的にどのような方法があるのでしょうか?

  1. ダウンライトは小さなビーム角を選ぶ:全てのダウンライトでビーム角を小さく設定し、照らされる範囲を限定することで、深みのある影を生み出し、空間に立体感を与えます。また、調光機能付きのダウンライトを選ぶことで、その場の雰囲気に合わせて光の強さを自由に調整できるようになります。

  2. 間接照明を使う:間接照明は、お部屋の中で特に注目したいアートや壁面など、特定のインテリアのポイントに光を当てるのに最適です。上記の例では、間接照明を利用して、大理石の壁を照らし出すことで、シンプルながらも目を引く空間を演出しています。

  3. 有名デザイナーズペンダントライトを一箇所にのみ配するルイ・ポールセンのような有名なデザイナーズペンダントライトを、お部屋の中で一箇所だけに設置することにより、その光源が空間の中心的な視覚的特徴となります。ここでも大切なのは、一箇所に集中させ、過度な装飾は避けることです。

これらのテクニックを駆使することで、照明だけではなく、色や素材など、お部屋の様々な特性を際立たせ、より洗練された高級感あふれる空間を実現することができます。


照明は、単に空間を明るくするだけではなく、その空間の「雰囲気作り」においても重要な役割を果たします。適切に配置された照明は、お部屋の美しさを最大限に引き出し、訪れる人々に心地良い印象を与えるでしょう。

照明設計支援ツール「チュービック」

工務店の仕事が急激にラクになる照明設計支援ツール

今すぐ無料で始める

照明設計支援ツール「チュービック」

工務店の仕事が急激にラクになる照明設計支援ツール

今すぐ無料で始める

照明設計支援ツール「チュービック」

工務店の仕事が急激にラクになる照明設計支援ツール

今すぐ無料で始める