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2025/06/24
玄関・廊下の照明どうしてる?使いやすくおしゃれな配置と器具の選び方
はじめに|意外と忘れがちな“玄関・廊下の照明”
毎日必ず通るのに、意外と後回しにされがちなのが玄関や廊下の照明です。
「なんだか暗い」「靴が見づらい」「殺風景でおしゃれじゃない」――そんな声もよく聞きます。
でも、ほんの少しの工夫で、“ただ通るだけの空間”が、“印象に残る場所”に変わります。
天井照明だけで足元が暗い
玄関や廊下にダウンライトを1つだけ――よくあるパターンですが、これだけでは足元がしっかり照らされず、靴の脱ぎ履きや段差の確認がしづらくなります。
→ シューズ収納の下や壁際に間接ライン照明を追加すれば、実用性も雰囲気もぐっと良くなります。
まぶしすぎて圧迫感がある
狭い空間で光が強すぎると、影が強調されたり、光が目に刺さるように感じることも。
→ 壁や床をやわらかく照らす照明器具を選び、広がり感のある配置に。
デザインが空間とちぐはぐ
おしゃれな照明を選んでも、天井が低かったり空間が狭かったりすると、逆に“主張しすぎ”になってしまうことも。
→ 空間に合わせて、埋め込み型やスリムな器具を選ぶと、圧迫感なく空間に溶け込みます。
関連記事:「こんなはずじゃなかった…」照明プランのよくある失敗とその対策集
aeco light 照明デザイナーの工夫に学ぶ、配置のコツ

aeco lightのシニアデザイナーチュー氏は、以下のような工夫をおすすめしています:
シューズ収納の下に間接照明を仕込み、靴が見やすく脱ぎ履きしやすい空間に
廊下の壁を照らすように照明を配置し、奥行きと広がりを演出
人感センサー付き照明を活用して、夜間の移動もストレスフリーに
CHUBICでは現在、玄関のシミュレーションには非対応ですが、廊下の照明プランは間取り図に基づいて自動提案されます。
普段見落としがちなスペースこそ、ツールの力を借りて丁寧に計画したいところです。
器具選び|狭い空間だからこそ“光の扱い”が重要

ダウンライト
天井が低い空間におすすめ。光が直線的に落ちるため、狙った場所だけをピンポイントで照らせます。
ブラケット(壁付け照明)
壁を照らすことで、天井の圧迫感を軽減。廊下に使えば、奥行きが出て開放感もアップ。
間接照明(ライン・テープライトなど)
視界に直接入らず、空間をやわらかく照らしてくれます。足元や収納まわりにおすすめ。
まとめ|小さな空間こそ、照明で変わる
玄関や廊下は、家の第一印象をつくる場所。だからこそ、「ただ明るければいい」ではもったいない。
必要な明るさを確保しながら、空間の質感や過ごしやすさまで整えていきたいところです。
CHUBICでは現在、廊下の照明プラン作成に対応しています。
間取り図をアップロードするだけで、器具の配置や明るさまで自動で提案。
まだ検討中の方も、一度試してみると発見があるかもしれません。