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2025/05/13
LDK照明価格のリアル!設置パターン別の相場と選び方のコツ
「LDKの照明って、全部でいくらかかるの?」
住宅づくりやリノベーションのご相談で、よく聞かれる質問です。
でも実際は、照明の価格ほど“わかりづらい”ものもないかもしれません。
器具代と工事費が別なのは当たり前。
さらに、照明の数・種類・配置によって費用感は大きく変わります。
本記事では、28㎡(約15畳)のLDKを想定した価格相場と選び方のコツをご紹介します。
【パターン別】LDK照明の価格相場(器具代の目安)
以下はあくまで器具代のざっくりした相場です(工事費別途)。
照明の選び方で、費用感はここまで変わります。
プラン | 器具数 | 主な照明の種類 | 目安価格 |
ミニマル(ダウンライト中心) | 10〜12個 | ダウンライト | 約6〜9万円 |
多灯分散型(ペンダント+補助) | 8〜10個 | ペンダント・ブラケット等 | 約9〜13万円 |
デザイン重視プラン | 8〜12個 | デザイン照明・調光対応 | 約13〜20万円以上 |
器具数はあくまで目安で、選ぶ器具の光の広がりや照度にもよって変わります。
ミニマル(ダウンライト中心)の設計例:

リビングのメインの照明としてシーリングライトを使用し、ダイニングテーブル上にはダウンライトを配置した10万以下の安価な照明事例です。
多灯分散型(ペンダント+補助)の設計例:

ペンダントライト+ダウンライトを組み合わせた事例を見てみましょう。シーリングライト主体の設計に比べ、ダウンライトとペンダントライトで空間に自然な明暗差を生み出します。
デザイン重視の設計例:

間接照明+ペンダントライト+ダウンライトで贅沢な空間に。光のメリハリが強調され、くつろぎ感や高級感が増します。
上記ののレイアウトパターンを詳しく見たい方は、こちらの記事も参考にしてみてください: 3つのLDK照明プランを比較して解説
照明コストが高くなる・安くなるポイント
コストが高くなりやすい条件
デザイン性の高い器具(ブランド照明やガラスシェード)
器具数が多く、点灯切替も複雑
調光・スマート照明など高機能タイプ
コストを抑えるコツ
メインの照明だけ少しこだわって、他は汎用LEDにする
ペンダントライトを「主役」にし、補助照明でカバー
初期設計の段階から配置をしっかり決めておく
配置や明るさの役割を理解するには、照明の正しい配置、感覚に頼らない5ステップ がおすすめです。
快適さをつくるのは「器具の数」ではなく「配置」
安いプランでも、暗すぎたりまぶしすぎたりしたら意味がありません。
照明は、「数」や「デザイン」だけでなく、配置と照度のバランスが快適さを左右します。
たとえば、同じルーメンの照明でも、壁側やテーブル上に光を落とすだけで体感は大きく変わります。
見た目の美しさと過ごしやすさの両方を叶えるには、設計段階での工夫が欠かせません。
明るさの基準はこちら:照度の簡単な計算方法と明るさの目安
CHUBICなら、器具数と明るさを自動でチェックできる
「このプランで何個くらい必要?」「この位置で足りる?」
そんな不安も、自動照明プランナーCHUBICを使えばすぐに解決できます。
図面をアップロードするだけで、空間サイズや家具配置に合った照明パターンをAIが自動で提案。器具の種類や配置は自動で提案されるので、照明バランスも自然と整います
更に、メインとなる家具エリアが必要な明るさに達してるかどうか明るさの目安を確認
「最安」を基準に設定すれば、必要な器具だけを選べて、コスト感もすぐにつかめます
価格も快適さも、どちらも叶える照明設計が可能です。

【まとめ】価格と明るさ、両方から考えるのが正解
LDK照明の価格は、選び方と設計で大きく変わります。
「安さ」だけを追いかけると、結果的に快適さを失ってしまうことも。
逆に、空間に合った配置と照度設計をすれば、
少ない器具でも“明るく心地よい”LDKは実現できます。
まずは、図面を使って「あなたの空間に必要な明かり」を見える化してみましょう。
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