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2025/04/25
ダウンライトなしでも明るく!キッチン照明の新しいアイデアと実例
キッチン照明といえば天井に設置するキッチンダウンライトが定番ですが、機能的で効率が良いだけでなく、さまざまな作業や雰囲気を作り出すムード照明と組み合わせやすいのが魅力です。でも、ダウンライトを使わない照明計画も選択肢の一つです!
より個性的で層のある照明デザインを求めるなら、CHUBICの照明デザイナーが提案する以下のキッチン照明配置例をぜひ参考にしてください。
1. 角度調整ができるダクトレール

ダクトレールにスポットライトを設置すると、必要な場所を簡単に照らせるため、特にコンパクトなキッチンに最適です。スポットライトを天井のレールに取り付けることで、調理台やカウンター、ダイニングスペースに光を直接照射でき、天井をすっきりと保てます。狭いキッチンでは、長めのダクトレールを使用して両側を照らすことで、均一な明かりを提供できます。
直射光と間接光の違いや効果的な使い分けについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
2. 壁付けスポットライトでギャラリースタイルに

壁に設置するスポットライトは、キッチンにギャラリーのようなインテリアの雰囲気を齎します。角度調整が可能な表面取り付け型のライトを使用すると、カウンターやバックスプラッシュ、アートワークに向けて光を調整し、視覚的なアクセントを作り出せます。キッチンの家具やアクセントと色味を合わせれば、洗練されたキッチンデザインに仕上がります。
3. LEDテープライトとクローゼット照明


モダンでミニマルな印象を与えるLEDテープライトは、壁の下や棚下に取り付けて昼間は作業用の光、夜には暖かな間接光として活躍します。控えめに設置されたLEDは、カウンター全体に均一な光を提供し、調理や準備に最適です。また、柔軟性のあるLEDライトは、クローゼットにもぴったり。クローゼットや天井の輪郭に沿って設置すれば、隅々までしっかりと照らしてくれます。
なお、「そもそもキッチンにはどれくらいの明るさが必要なのか?」という点が気になる方は、照度の簡単な計算方法と明るさの目安|照明計画で失敗しないためにの記事をあわせてご覧ください。
4. 小型のブラケットライトを多く配置

小さめのブラケットライトを複数配置することで、ダウンライトを使わない照明計画として作業する場所だけを照らすスタイリッシュなタスク照明を提供できます。作業スペースやアイランドキッチンの上に集中して配置することで、特定のエリアにフォーカスを当てながら、空間を圧迫せずに装飾性もプラスできます。
どの器具をどこに使えばいいか迷ったときは、図面をもとに照明プランを自動で生成できる自動照明プランナーCHUBICを試してみるのも一つの方法です。
5. 大きめのケージペンダントライト

大きめのペンダントライトで、透け感のあるシェードを選ぶと、光が美しく拡散し、夜には独特の影を楽しむことができます。窓際やパティオドアの前に配置すると、日中の自然光を遮らずに素敵なアクセントとなります。
6. 低めに吊るしたペンダントライト

ダウンライトの代わりに、低めに吊るしたペンダントライトと角度調整可能なスポットライトを組み合わせてみましょう。この組み合わせにより、必要な場所に直接光を届けつつ、空間に個性とコントラストを加えられます。角度を調整できるスポットライトを使うことで、実用性とデザイン性を両立できます。
7. レイヤーライティングで奥行きをプラス


ペンダントライトや棚下のライトを組み合わせて、作業スペースを明るくしつつ、控えめなダウンライトを背景光として使用することで、奥行きと個性のある空間を演出できます。さまざまなスタイルを組み合わせることで、キッチンの見た目と機能性がさらに高まります。
まとめ
照明の選択肢は豊富にありますが、ダウンライトにこだわらず、目的や雰囲気に合った方法を選ぶことで、より快適で魅力的なキッチン空間をつくることができます。照度や器具の配置も含めて計画したい場合は、CHUBICにような自動照明プランナーを使って、図面ベースでシミュレーションしてみるのもおすすめです。
LDK全体でダウンライトを使わない照明計画を検討している方は、こちらの記事も参考になります
【オススメ関連記事:ダウンライトを使わないLDK照明の3プラン】